健康診断の項目にない、「気分」「エネルギー」、実はストレス
意識すれば、手を動かしたり足を動かすことができます。
それを不思議に思うことはないのに、ふと心臓の拍動や呼吸を止めたり再開したりできないことを不思議に思いませんか?
あ、息は止められますね。
ただし、急いだりゆっくりになるのは勝手に行われます。
そして、ちょっと足の動かし方を失敗して転んだりしますけど。
心臓や呼吸でまちがえちゃった的なことはあまりないような。。。
(あったら困るw)
寝ているときもちゃんと動いているんですよね。きっと。
もしかしたら、サボっているんじゃないんでしょうか?
動いているのが当たり前、そして疲れるのも当たり前。
当たり前過ぎて、数値化するなんて発想はないですよね。
それが、できてしまうんです。
どんな感じかを見てみましょう。
測定画面
測定は40秒間です。
残り時間が表示されます。(secは秒)
重要なのが、このPPG QUALITYです。
※PPGについてはPPG(光電式容積脈波記録法)の紹介を参照ください。
やはり、信号がきちんと計測できていないと測定結果の品質(Quality)も期待できません。
通常はGood、まあまあがAverage=平均、ダメダメはPoorですね。
計測が終わると、左が気分(素晴らしい、落ち着いている、低い)、右がエネルギー(正常、疲れている、非常に疲れている)です。
超重要な心拍変動解析(HRV)
気分って?
「素晴らしい」「落ち着いている」「低い」の3種。
これ、なんと心拍変動解析(HRV)の結果から導出されているようです。
本来、心拍の変動はあまりないものなのでしょうか。
自律神経系の活動が見えた結果なんだとか。
心疾患の早期発見?
運転中なんかすごく大事じゃないですか。
早期発見で、病院に行くのと運転中に発症するのではあまりにも結果の違いが大きい。
さらにエネルギーという項目。
もしかすると元気って訳されるとしっくりくるのかも知れません。
ついつい、無理しちゃうのが我ら現代人ですね。
自分の意志ではない、ストレスを受けながらもがんばる現代人。
個人によって、体力などは違うはずですよね。
昔のような根性論では、仕事の効率も上がりません。
大事な身体という資本を長持ちさせるためにも、どれだけ無理させているかは把握できた方がよさそうですね。
まさに「働き方改革」時代!
心臓の不調は、心電図からだけではなくこの心拍変動解析(HRV)からも推定できるのでしょうか?
※エネルギーの上の「高めの値」は「低めの値」の誤りと思われます。