血中酸素濃度が推定できたら?
血中酸素濃度が低くなると酸素欠乏症になりますので、意識を失って倒れる危険性があります。
屋外活動をされる方の安全を確保するために、まさにウェアラブルな装置が求められているそうです。
熱中症で倒れた場合に、救急搬送するかどうかの判断基準が血中酸素濃度とのことでした。
また、最近は富士山が世界自然遺産に登録されたこともあり、高齢者も含めた登山ブームです。
3,000mを超える山へ登る場合、血中酸素濃度に気を配らないと「高山病」になる恐れがあります。
平地での訓練時から、実際に山へ入る前にチェックできると捜索隊の二次災害を減らすことができるためいろいろな対策が考えられているそうです。
ついにHELO LX+(Plus)には、この血中酸素濃度の推定値を求める機能が装備されました。
常時計測ではなく、手動計測のみです。
血中酸素濃度については、Wikipediaを参照しておきます。
血中のヘモグロビンが酸素と結合している度合いを表すようです。
なので、100%を超えることはないとのこと。
95%以上あれば正常(Normal)、94%未満が低い(Low)、90%以下が非常に低い(Very Low)。
ただし、血中のヘモグロビンの量にもよるので一概に数値に一喜一憂するのではなく、普段の数値傾向に対する変化を意識するようにするのが正しい使い方となります。
また、呼吸数との関係があります。
呼吸法や意識的に深呼吸するなどで、生活改善できそうです。
この血中酸素量ですが、BundleパッケージのHELO-LX、LX+に付属しているゲルマニウムの効果を観察するためにも重要らしいです。
ちなみに、99.9%純度のゲルマニウムが3個ついてきますが、3個の単体製品では$180もするようです。
従来のHELO LXでは、緑色のLEDだけでしたがHELO LX+(Plus)では赤色のLEDも使われており、暗い場所で血中酸素濃度を推定しようとすると、ちょっと不気味です。